Financial Asset Management and Environmental Initiatives
重点戦略4 有価証券運用、リスク管理の高度化と
リスクアペタイト・フレームワークの活用
現状の運用環境と今後の投資戦略 (運用の方向性・リスクコントロール)
日銀政策修正や欧米金融引き締めの影響に留意しつつ、評価損益の改善と収益確保を目指す
<経済・市場環境>
✓ 国内は世界経済減速による下押しあるものの、 持ち直しの動きが
継続
債券ポートフォリオ
の再構築
✓ 欧米は累積的な金融引き締めの影響が徐々に顕在化
<投資環境認識>
✓ 日銀の政策修正観測により、円金利の低下余地が限られる
一方で、YCCは毎会合で修正・撤廃の可能性がある
株式系資産の
ポジション操作
✓ 米金利はインフレ鈍化と相まって低下方向へ
✓ 株式・為替は日米の金融政策の方向性や経済環境によって
大きく振れる展開を想定
■変動債や為替オープン外債などにより、 資金収益
獲得と外貨調達コストをカバーする
●市場の落ち着きを確認し、 固定債投資で金利低
下を捉え評価損益改善を図る
■柔軟なポジション増減を通じた収益の積み上げ
●押し目買いと戻り売りによるポートフォリオ評価
損益の底上げ
投資多様化の
取り組み
中長期でのポートフォリオ利回りの引き上げ
●プライベートアセットへの投資強化
<2023年度上半期 運用の方向性>
✓ 債券と株式の順相関が弱まるなど、 相場環境が徐々に
安定化へ向かう想定の下、ポジションの復元をすすめていく
●円貨は拡大した預貸ギャップを活用
流動性の管理
●外貨は調達手段を分散し、 流動性を確保
✓ 将来の資金収益獲得および評価損益改善の機会を捉え、
株式・クレジット等のリスク性資産や固定債の復元を図る
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リスク管理の高度化とリスクアペタイト・フレームワークの活用
• リスクコミュニケーションを拡充し、 収益性と健全性の管理を強化
定期的に開催する「リスク管理会議」 や 「ALM会議」にて、各種リスクの発生状況や管理状況、 改善策等について報告および協議を実施
RAFのリスクアペタイト方針に基づき、 「山形県内の融資増強」 および 「有価証券運用強化」を展開
山形銀行
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